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春の湿原の色 (根室本線 厚岸-糸魚沢駅間) [鉄道写真]


北の湿原にも、ようやく遅い春が来たようだ。

線路脇には、草の緑のラインが続いている。

湿原の葦はまだ枯れ色のままだが、水面の色が蒼く鮮やかだ。

その中を1両の列車が通り過ぎてゆく。


1020 別寒辺牛湿原.JPG

夕映えの港 (北海道根室市)



朝から強い風と雨の吹きつける一日だった。

夕暮れ時、水平線近くの雲が解け、夕陽が顔をのぞかせた。

夕暮れの柔らかな光は港の建物を染め、そこだけ輝いていた。


1019 夕映えの港.JPG

猛禽類の遺伝子(DNA) [動物写真]


肉食を宿命づけられた鳥。

猛禽類は生きる糧となる獲物を狙い続ける。

自分のために。生まれ来る仔鳥たちのために。

獲物を鋭い鉤爪で掴み、強い向かい風に逆らって飛ぶ先は、

雛の待つ彼らの巣なのだろうか。


1016 獲物を持って飛ぶオジロワシ.JPG

おーい、何してるんだあ! (北海道網走市) [動物写真]



森の中の散策路を歩いていると、目の前の大木にエゾリスが3匹。

3匹とも、なぜか下を向いたまま、フリーズ。微動だにしない。

そんなに長く下を向いて、気持ち悪くならないの?

それとも、隠れているつもりなのかな。


1013 リスの木.JPG

羽ばたき (北海道中標津町) [動物写真]



湖面に憩う渡り鳥たちを撮ろうと、岸辺を歩いていった。

静かに、足音を潜めて。

しかし、1羽の鳥が舞い上がると、それが合図となったように、鳥たちがいっせいに羽ばたいた。

瞬間、羽音は轟音のように、あたりにこだました。


1011 水鳥の群れ.JPG


雪山を背に (北海道標津郡中標津町) [風景写真]


地表の雪は融けたが、牧草地が緑を取り戻すまでにはもう少しかかりそうだ。

その牧草地に集う水鳥たちがいる。

北に向かう途中での仮の宿。

ひとしきり強い風が吹いた後、鳥たちは雪山に名残りを惜しむように私の頭上を旋回し、北に向かって飛び去っていった。


1003 武佐岳.JPG

渡り鳥たちの休息 (北海道標津郡中標津町)


根釧台地に続く牧草地。

その中に名も知れぬ小さな池があった。

車の窓を通して聞こえてくる鳥の啼き声に、そのほうを見ると、

おびただしい数の鳥が羽を休めている。

彼らの多くは渡り鳥だ。

ふるさとへ帰る旅の途中で、この池で羽を休めているのだろう。

その姿をカメラに収めようと近づくと、カモたちがいっせいに飛び立った。


1016 水鳥の群れ.JPG

春間近 (北海道標津郡中標津町) [風景写真]



青空の下、雪をいただいた山々が見える。

知床半島まで続く、山の連なり。

まだ冬の風景だが、麓の牧草地は雪解けが進んできた。

本格的な春の訪れも、もう近いようだ。


1013 武佐岳.JPG

早春の海岸段丘を往く (根室本線 別当賀-落石駅間) [鉄道写真]


海を見下ろす高台には強い風が吹いている。

肌寒さを感じるが、そこには冬の厳しさはない。

草原には、まだ緑はないが、やわらかなコバルトブルーの海の色に春を感じる。

その風景を見下ろすように、1両だけの列車が行過ぎていった。


1010 落石あたり.JPG

水温むころ (北海道標津郡標津町)


長かった冬の寒さが途切れた日。

浜辺の道を行くと、浅瀬に集う鳥たちの姿があった。

水温む浜辺でたたずむアオサギは、春の日差しと暖かさを満喫しているように見えた。


1009 干潟のアオサギ.JPG
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